同じデータを触り続けると「飽きる」問題


悩むトリケラトプス

データアナリストって同じ製品・サービスのデータを何年も触ってて飽きないの、、?


この記事では、こんな疑問に答えていく。


私は現在データアナリストとして、分析受託会社で働いている。この記事はその経験をもとにして書いている。

同じデータを分析するのは飽きる


結論を先に言っておくと、同じデータを何年も分析し続けるのは飽きる。


なぜ飽きるのかと言うと、新しい発見がどんどん無くなってくるからである。

そして、データアナリストの職についている人は、新しい発見をした時の快感を喜びにしている人が多い。そのような人にとっては、長期的にゆっくりトレンドが変化していくようなデータを継続的に眺めるのは「面白くない」と感じてしまう。



反対に、未知のデータセットにダイブしていく時のワクワク感は、多くのアナリストが「楽しい」と感じるだろう。

データアナリストというのは、新しいことにどんどんチャレンジするのが好きな人が多いので、飽きてしまう人も多いのではないかと思う。


ドメイン知識と飽きはトレードオフ


上記で、同じデータを何年も分析し続けるのは飽きる、ということを書いたが、これは構造上なるべくしてなっているということを補足しておく。


どういう事かというと、同じデータに何年も関わることは、企業・個人にとっても、メリットがあるということである。

いわゆる、ドメイン知識と呼ばれるものだ。


データ分析を行うに際しては、データ分析のスキルだけでなく、ドメイン知識がかなり重要になる。

ドメイン知識がないと、分析結果を出してもそこから示唆に富んだ仮説を立てることができないからである。



つまりここまでの話をまとめると、データアナリストの世界では、長く働いてドメイン知識をつけるほど良い分析ができるが、長く働くほど飽きてくるという、ジレンマが存在する。

ただ、この「ドメイン知識」と「飽き」のジレンマはありつつも、以降では「飽き」をどうするかにフォーカスして考えていきたい。


飽きたらどうすればいいのか


私が考えている対策としては、大きく4つある。

  1. 分析受託会社 or コンサルで働く
  2. 別の事業会社に転職する
  3. 副業する or フリーランスになる
  4. Kaggleなどのコンペに挑戦する

順に解説していく。

分析受託会社 or コンサルで働く


まず始めに、私が現在進行形で実践している飽き対策について紹介したい。

それは、分析受託会社やコンサルで働くことである。


このような会社ではプロジェクトにアサインされるという形で仕事/クライアントが決まり、プロジェクトは3ヶ月~1年程の期間で終了するため、短いスパンで新しいデータに触れることができる。

みぞおち

私のように飽きっぽい性格の人にはオススメです


上述したドメイン知識が付きにくいという問題は多少あるかもしれないが、同業界の他企業案件にアサインしてもらうよう頼めば、ドメインの専門性を身に付けることも十分可能である。

別の事業会社に転職する


続いて、別の事業会社に転職するという方法がある。


この方法は、極めて王道と思われるが、1点だけ懸念点がある。それは、飽きるたびに転職をしていたら、ジョブホッパーと思われかねないという点である。

飽きが来るのが2年ぐらいとして、そのたびに転職を検討するとなると、一般的にかなりのジョブホッパーとなってしまう。



企業側はやはりドメイン知識のあるデータアナリストに長く働いてほしいと考えるものなので、ジョブホッパー気味の人を採用するのは少し気が引けるだろう。

したがって、個人的には飽きが来るたびに転職をするという方法はなるべく避けたほうがいいのではないかと思っている。

副業するorフリーランスになる


続いて、副業をしたり、フリーランスになることで、新たなデータに触れる機会を確保するという方法である。


副業であれば、本業で触れているデータとは違う種類のデータに触れることが可能になる。また、フリーランスになれば、分析受託会社と同様に案件ベースで仕事をすることになるので、定期的に新しいデータに触れる機会が確保できる。


データ分析系のフリーランス案件というのはまだ少ないというのが実状であるが、今後こういう働き方ができるデータアナリストが増えていけばハッピーなんじゃないかなーと漠然と思っている。


Kaggleなどのコンペに挑戦する


最後は、Kaggleなどのコンペに挑戦して、未知のデータセットに触れるということである。


コンペにも賞金が出るものがあるが、獲得できるのはごく一部の上位者であり、コンペで生計を立てるのは不可能なので、趣味や学習の一環という形になる。

したがって、本業のデータセットに飽きたという問題を直接的に解決する訳ではないにしろ、他のデータの機会を増やすことはできるという訳である。


まとめ


以上、データに対する「飽き」対策として、以下の4つを紹介した。

  1. 分析受託会社/コンサルで働く
  2. 別の事業会社に転職する
  3. 副業するorフリーランスになる
  4. Kaggleなどのコンペに挑戦する


私のような、すぐに飽きてしまう人間にとっては、なかなか難しい問題なので、これからも対策は考えていきたいと思う。


ではこのへんで。