未経験データアナリストの転職先選びのポイント

悩むトリケラトプス

データアナリストに転職したいけど、どういう会社に入るのが良いんだろう、、


この記事では、よく質問頂くことが多いこんな悩みに答えていく。


私は新卒でコンサルティングファームに入社し、その後未経験でデータアナリストに転職した。その際に考えていた企業選びの軸や観点について、実体験をもとに書いている。


未経験からデータアナリストの転職先選びのポイント


私が転職先を選ぶ際に考えていた基準は、大きく以下の三つ。

  1. 未経験採用しているか
  2. 自社製品か受託分析か
  3. 分析業務にどれぐらい関われるか

それでは、順に解説していく。


①未経験採用しているか


まず、当たり前ではあるが、未経験採用しているかどうかで企業を絞っていく。データアナリストという職はそれなりに昔からある職業であり、経験者の数もそれなりにいるため、未経験採用をしていない企業も多数存在する。

したがって、まずは明らかに経験者でないと入れなさそうな企業を候補から外していく必要がある。

悩むトリケラトプス

そうすると、ほとんど候補が無くなってしまう、、


私も転職活動をしていた際は、この第一段階でほとんどの企業が候補から外れてしまった。残念ながら、未経験採用をしている会社はそれほど多くないというのが現実と思われる。



候補数を増やす対策として、比較的緩い要件の会社に応募できるように、現職や独学で経験を積むということをオススメしたい。


例えば、「データ分析経験」であれば現職の業務で何らかの分析を実施してみたり、「プログラミング経験」であればProgateやドットインストールのような安価で学習できるサービスを使って独学してみるなどの方法がある。

実務未経験であっても、現職の延長や独学で「未経験者に毛が生えた程度」に持っていくのは有効だと思われる。

みぞおち

私はCoursera・Udemyの講座や、Kaggleもやってました


上記のような活動により、なるべく多くの候補をリストアップしていくのが、企業選びのファーストステップになると思う。


②自社製品か受託分析か


続いて、自社製品か受託分析のうち、どちらをやりたいかについて考えていく。


定義は大体以下の感じ。

  • 自社製品:自社で製品を持っている会社
  • 受託分析:他社からデータを受け取り分析を行う会社

データアナリストとして働くなら上記の2つのパターンがあるが、これら2つは業務内容や働き方が全く異なってくるので、自分がどちらに向いているかを、予め考えておく必要がある。

自社製品


自社製品を持っている会社の特徴は以下の通り。

  • 分析以外に分析基盤構築なども広くやる
  • チャレンジングな分析に手を出しやすい
  • 他部署との調整が多い
  • 施策に反映された時の喜びが大きい

上記の感じ。


特徴的な点としては、自社製品会社のアナリストは、純粋な分析業務だけでなく、社内調整や分析基盤構築など、会社のデータ活用を推進する業務に手広く関わるという点である。

手広くやれることを良いと思うか、分析だけに集中したいと思うかは人それぞれなので、自分の好みを明確に把握しておくといいだろう。

受託分析


一方、受託分析の企業の特徴は以下の通り。

  • 分析業務だけに集中しやすい
  • 多種多様なデータに関わることができる
  • チャレンジングな分析に手を出しにくい
  • 施策に反映されるフェーズまで介入できないことも多い

上記の感じ。


自社製品の場合と異なり、案件としてデータ分析の領域だけを切り出されているので、社内調整や分析基盤構築までやらないといけないというケースは少ないと思われる。したがって、「分析をやりたい!」という方にはオススメである。


一方で、案件が切り出されているということは「施策反映のフェーズまで介入できない」ということの裏返しでもある。そのため、分析結果を報告したはいいものの、その結果が施策に反映されるかどうかは、クライアント次第ということが多い。

施策に反映されるような分析をやりたいと思っている人にとって、この点はデメリットになり得る。


以上、企業選びの2点目は「自社製品か受託分析か」を見極めるということ。




③分析業務にどれぐらい関われるか


3点目は、「分析業務にどれぐらい関われるか」という点である。


上記にも少し書いたが、データアナリストと言っても会社によって職務範囲は異なり、純粋な分析業務にどのくらい関われるかは違ってくる。

そのため、「自分がなぜデータアナリストになりたいのか」について考えておいた方が良いと思っている。例えば、

  • 問題を解くのが好き
  • 仮説を立てて検証するプロセスが好き
  • プログラミングが好き
  • グラフとかを作るのが好き
  • 統計学を仕事に活かしたい
  • データサイエンスが流行っている
  • 手に職をつけたい
  • データを使ってビジネスをしたい

などなど、データアナリストになりたい人には色々な動機を持った人が存在している。


そのため、「問題を解くのが好き」人が分析基盤構築の仕事ばっかりの企業に入ったり、「統計学を仕事に活かしたい」人が単なるクロス集計で事足りる企業に入ることは、ハッピーとは言えない。

結論、自分がデータアナリストになりたい理由を細分化&明確化し、それを満たすような仕事に多く携われる企業を選ぶべきである。データアナリストやデータサイエンティストのような実態を伴わない概念的な名前に踊らされるのは、ミスマッチの元でしかない。




まとめ


今回は、未経験からデータアナリストになる際の企業選びの基準について書いた。

  1. 未経験採用しているか
  2. 自社製品か受託分析か
  3. 分析業務にどれぐらい関われるか


あくまで、私個人の見解ではあるが、少しでも参考になればと思う。


ではこのへんで。